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ピアノハウス ハントケルナーは音の小箱。ドイツ名匠の技術を継承したピアノビルダーがブラッシュアップしたピアノ達がお待ちしています。

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〒208-0013 東京都武蔵村山市大南3-134-15

出合と風景/ 旅の収集品


旅の収集品
ここのページは、当店の業務とは殆ど関係ありません。10代から一人旅を続け、幾度となく重ねた出会い、これはと思って(錯覚し?)持ち帰った物や、許される範囲内で決断した物です。

そうゆうものを眺めながら、此処ではドイツ語圏を中心とした物のカルチャーを独自目線で綴ってみたいと思います。

骨董・アンティークの類は、持ちすぎると集めた本人の思いに関係なく、使えない邪魔なガラクタという事になりがちです。

世の愛好家の方も家族(とりわけ配偶者)の視線を気にしながら、集めた獲物をこそっと見てニンマリするという少しスリルのある(??)趣味でもありますが、時間も採られるので最近は旅の合間に色々見る余裕がなくなりました。



マイセン磁器と酒井田柿右衛門

マイセンヨーロッパを代表する陶磁器といえば、やはりドイツザクセン州のマイセン窯。2010年に開窯300年を向かえ、多くの催しが行われたようです。

管理人は官営時代1983年にマイセンを訪ねた事があります。
当時、東ドイツの重要な外貨会得の輸出産業で、工場からの直販は積極的でなく、ライプツィッヒやベルリーンの外国人専用インターホテル内にショップがありました。

美術品扱いで、証明書がないと外国への持ち出しが出来なかったと記憶しています。

マイセン開窯1710年以前、当時アウグスト強王や王侯貴族の趣向は、中国・朝鮮陶磁器から九州肥前の柿右衛門や伊万里に向いていました。この影響を受け、同様式も現代の感覚で生産されています。

マイセンの柿右衛門様式も当地では人気アイテムですが、管理人なら敢えてマイセンでなく、本家肥前の物を選びますね。

最初に求めたのは、ヴァイントゥラウベン(ワインリーフ)のカップ&ソーサーとブルーオニオンのミルクピッチャーです。

その頃は二度と来る事はないだろうと、旅の思い出に奮発して購入しました。

白鳥をあしらったスワンハンドルは、マイセンの中でもドイツでは人気があるという事です。現在はお弟子さんに譲渡して手元にありません。


その後マイセンを少し学んで、1991年頃から欲しい物を旅の合間に1点ずつ探しました。

14代柿右衛門も1986年に官窯の招きで訪れ、6月12日の日付が入った共同作品を残しています。

下画像は1983年当時撮影したアルプレヒツブルク城と、城から駅の方を見た風景。

この風景は、現在も余り変わっていません。このエルベ川周辺地域は、ドイツ最小のマイセンワインの生産地。量こそ少ないものの、ブドウ畑が点在しています。



◎酒井田柿右衛門濁手錦蓼文

ザクセンのアウグスト大王が夢中になって収集した柿右衛門。濁手(にごしで)は、米の研ぎ汁のような白濁した色で、柿右衛門の特徴といわれます。

余白を十分にとって赤絵(錦手)を添え、日本の美意識を知る代表的一様式。

現代のマイセンも柿右衛門も、陶石の関係でかなり白い磁器ですが、古いマイセンは濁手に近い色合いをしています。

この辺りもコピーしたのか、或いは陶石自体が現在と違うのかはわからないところです。

オランダの東インド会社長崎商館長の記録に、ヨーロッパ向けには最高水準の磁器を送る云々という事があげられていて、中国・朝鮮様式ではない柿右衛門は大変賞玩されたようです。





マイセン磁器 18世紀の花絵


マイセン窯では、初期は青絵。
1730年代以降にカラーの絵付がされたといわれます。

個人的に古い時代の絵画を手に入れるのは難しいし、管理も大変ですが、磁器に焼き付けられたものならば、変質しないので割ってしまわない限り、永く楽しむことができます。

フラワーシリーズでなくても、オリジナルでソーサーが二枚、カップ1つという場合は色々楽しめるという方もいますし、価格が上がるのでソーサーは1枚で良いという考えかたもあります。

アンティークショップでは、対の物が失われていて、似たようなデザインの物を組み合わせている事もあります。しかし、それが気に入って価格等の条件が許容されるなら求めても良いと思います。




ドレースデン磁器


ドレースデンローゼと呼ばれる絵付。金とプラチナの華やかなデミタスカップ(1983年入手、官営窯時代)のドレースデン磁器。
このスタイルはマイセンその他にもあるようですので、デミタス形式の一例というべきかもしれません。
2011年、再建されたフラウエンキルヒェの近くに、直営店が出来ました。ドレースデン観光の合間に覘いてみてはいかがでしょうか。この教会は戦後瓦礫のまま保存されていました。






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