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ピアノハウス ハントケルナー / 旅の出会を紹介しています。

TEL.042-563-8967

〒208-0013 東京都武蔵村山市大南3-134-15



出合と風景/旅の収集品 クリスタル

出張や旅行の出会は多岐に渡ります。業務とはほぼ関係ないサムライクアヴィーアバウアーの趣味的サイト。

写真は100%自身撮影。工夫はしていますが、素人なのでガラス製品の撮影は難しいです。色々な目線で楽しんでいただければ何よりです

☆ボヘミアン・クリスタルの話


クリスタル製品は取り扱いに気を使います。セットでないと売ってもらえない物だと、かさばって持ち帰るだけでも神経を使っていました。旅の初期段階だと行動も制限される厄介な物です。

水鳥のカットが施されたワイングラスは、冷戦時のチェコスロヴァキア時代にプラハを訪問した時に求めたもので、6点のセットでした。日常使いをしている為に、殆ど家庭内の事故で割れてしまいました。現在は2脚だけ残っています。

ガラスカット職人さんにプラハのカレル橋を切って、ネームと日付を入れてもらったペアグラスも割れてしまい、現在はありません・・・・。

当時西側からの直行列車は殆どありませんでした。政治上情報の遮断が常で、東西間で人の行き来が出来難い体制をつくり、運行されていた為です。
国境で乗り継ぎの非常に悪いゆっくりな列車を利用するか、ニュルンベルクから夜行列車を利用しするといった選択。旅行者には東欧プラハというのは、思想も分断されているかなり遠いイメージでした。

管理人は夜行寝台列車を選び、プラハに向かいました。国境地帯の出入国では、眠いのに数時間の検査がありました。
現在共産主義国家でなくなり、EUとなったチェコでは考えられない事ですね。

プラハについた後も、外国人用ホテルは慢性的に不足気味で、地下鉄の最終駅からバスというところしかなく、初めての所で何もわからず、大変な思いをしたのが思い出されます。


美しいパネルドグラスは、以前アンティーク・ボヘミアングラスの本で見た物と同調のデザインで、金の縁取りに細かい唐草模様が描かれ、王朝時代を思わせる器。
1994年、温泉地マリエンスケー・ラーズニエのクリスタルショップに展示されていました。確りした肉厚で1脚売りでしたので、大奮発して持ち帰りました。

せっかく手にしたワイングラスでも、倒れただけで割れてしまう場合もありますので、日常生活で陶磁器よりも使用頻度が少ない割に残り難い物という事でしょうか。


これからこの手のクリスタル製品を購入しようかと思う方は、重心が高く、軸の細い物は避け、乾杯しない使い方が無難です。そうする事で長く維持できると思います。

ワイン本来を楽しむなら、国内に直営店もあるツヴィーゼルやリーデル等、透明なグラスが求めやすく思います。

カットグラスや色ガラスは、視覚的楽しみという事かもしれません。


チェコ製ピアノは興味がありませんが、何故かボヘミアングラスは、作者の心が感じられる様な気がして、引きつけられます。

チェコのクリスタルは、工房や加工業者合わせて数百あるという事。

品定めのポイントは、カットが深い物、繊細な物、自身が気に入った物ということで選ぶのが良いとのことです。


  
赤い色ガラスを捲いて、牡丹の花びらが入念に描かれています。これも水鳥のワイングラスと同時期に購入。カレル橋とプラハ城の途中にある小さなガラス工房のカットグラス作品。牡丹は結婚運を上げる花だそうです。

隣のカットグラスは高さ21cm、典型的重厚繊細なボヘミアンカットの小振りな一輪ざし花瓶。ツヤ消しツヤ出しの両方のカットが施されています。
上のボヘミアングラスは未使用、ヘッセン州の某所でアンティークショップを営む友人の持ち物でした。骨董を扱う店舗は内外沢山ありますが、あちらこちら覗く時間も余り採れずにいました。

古美術商の友人が出来てからは、出所のわかる上物のクリスタルや磁器製品を拝見する機会も増えたのので、大変学ぶところがあります。勿論、西洋アンティークは専門家、コメントももらえるので有難い存在です。
良い顧客層を持っているようなので、中には2代・3代前のおじいさんが購入したものが、未使用で出てくるといった事があるというので、やはり蛇の道はなんとかといった所。持つべきは友の心境です。

ピンクの色ガラスを貼り込んだ肉厚の容器は、20世紀中期頃の物。上のブルー色ガラス窓があるグラスと同じような手。厚さ8mm程の重厚な造りで、ずっしりしています。用途を尋ねると湯呑だけど、どう使っても良いのではとの話。


チェコでハンドクラフト製品として著名なモーゼルは、100年近い歴史を経たアンティーククリスタル。王朝風の金縁は、モーゼルの典型的デザインの一つ。丁度モーゼル社が、天然貴石に似た貴石ガラスを完成した頃のワイングラスです。


☆小品のグラス(21世紀)


ドイツやオーストリアからの列車での入国もスムーズになったチェコ。
旅行カバンに入れても心配ない8〜10p位のカットグラスは、お土産に好都合。価格もお手頃です。

この辺りですと肉厚もあるので、破損の心配がすくなく、深いカットを施した物もあります。


左手の物はシュナップス(焼酎)を購入すると割引で購入出来るといわれたので、国境の免税店で求めました。
日本でいうぐい呑みで、それに該当する位の量しか注げない器です。

華麗なガラス製品製品とは、当然違います。それでも、見て楽しめる要素もあるので、日常品として愛用中です。




☆その他の欧州ガラス製品
南ドイツ&南スウェーデン

1897年創業、南部ドイツの磁器メーカーであるローゼンタールは、戦後の一時期僅かにカットガラス製品も生産されていたそうで、現在この手の物は造られていない様です。1950年製、控えめなバラのカットが施されています。

Kosta Boda は、南スウェーデンで1742年創業の Kosta が始まりとか。欧州の現存ガラス工場としては最も古い歴を持つそうです。現行品は規格物で、きっちりした北欧デザインが主流の様です。

此方はいかにも手工品と見える厚みも不均等でいびつなフルーツ柄皿(Φ20cm)。真円でないところが温かみがあり、手作りらしい雰囲気。表は鏡面仕上で裏はツヤ消しとのコンビネーション。日常使っているガラス製品、二枚セットの1枚が割れずに残っています。








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