ピアノハウス・ハントケルナーは、欧州の各拠点から保存状態の良いピアノを輸入しているミニ商社。ドイツ名匠の本場技術を継承、修理・補修スキルも直輸入。一寸こだわりのある工房件店舗。
当店は音の小箱、生涯の友に出会えるかもしれません。この扉をあけてみませんか?
直輸入したピアノは国内市場に合わせ、ドイツの名匠から学んだ伝統的工法で自己再整備。ピアノビルダーならではのコンディションにリビルド。固体毎の響きや鍵盤からの反応は、御自身でお確かめください。
私共が御提案しているヴィンテージピアノは、ドイツピアノ市場で評価の高い銘柄。20世紀中盤以降の中堅クラス以上のピアノがメイン。大半旧西ドイツ製で、東欧圏の物は扱いません。
メーカーやモデル毎、或いは各時代別で差があり、日本市場で云々されている事とは異なる場合もあります。選別は経験によるものですが、現地のピアノビルダーと意見が変わらない事から、基準はズレの無いものでといえるでしょう。
new item
アートワークモデル RS-LnS
21世紀デザイン、ワンタッチで緩やかに高さが変わる新規格のシステムを搭載。不特定な方が利用する所では有効なアイテム。
本革シート仕様ヨーロピアン・ビーチ材。
アンティークデザイン ADN-L
段付き加工のくりもの脚に三本の梁を持った堅牢な構造、18~19世紀につくられた形式の一つを復刻しました。本革シート仕様ヨーロピアン・ウォルナット材のシックなピアノ椅子。
サムライ・クラヴィーアバウアーがみた欧州ピアノ事情
管理人は今迄、欧州で幾度となく古い楽器を見る機会に触れ、ピアノはヨーロッパが優れていると思っていますが、けして欧州文化崇拝主義者ということではありません。
欧米人は東洋の文化、とりわけ日本の禅とか武士道(サムライ)等に特別な想いを持っているようです。管理人はその風貌からか、ジョークも含めてでしょうが、サムライ・クラヴィーアバウアーと云われるようになりました。彼らからすると東方のサムライがまたピアノを見に来たという感じかもしれません。
ピアノ製作所がなくなってしまった他のヨーロッパ諸国に比べれば、ドイツでは幾つかのメーカーが現存しています。その為、クラヴィ-アバウアー(英:ピアノビルダー)という職種は一般に周知されています。
昨今、ドイツ語圏ピアノマーケットも顧客層が変化し、ピアノ店の展示は現在殆ど黒。個人的には木地物が好きですが、中古でマホガニーとかウォルナットですと動きが遅いために、その種の場合は補修時に黒く塗り直してしまう事が多いそうです。
何かもったいない気もしますが、新しいピアノ中心の所は尚更この傾向が強いので、店内黒だらけといった状況です。
難しくなってはいますが、当店では引き続き木地のピアノを中心に御案内したいと思います。
☆主な取扱
プァィファー(Carl A.Pfeiffer)
シュタイングレーバー(Steingaeber&Söhne)
ニーンドルフ(Niendorf)
アウグスト・フェァシュター(AUGUST FÖRSTER、統一ドイツ1992年以降)
ファツィオリ(FAZIOLI:伊)
スタインウェイ(Steinaway:独)
ベーゼンドルファー(Bösendorfer)等の上位オーストリア製ピアノ
良き時代のグロトリアン・シュタインヴェーク(Grotrian-Steinweg)
イーバッハ(Ibach1991年迄)
ベヒシュタイン(C.Bechstein独、モデル8/11/グランドピアノK、L等)
他シートマイヤー(Schiedmayer1982年迄)、フォイリヒ(Feurich2004年迄)、オイテルペ(Euterpe)、ヘーゲレ(Haegele)等中堅クラスのヴィンテージ物。
店舗概要
- 事業所名
- ピアノハウス ハントケルナー Pianohaus Handkerner
- 所在地
- 〒208-0013 東京都武蔵村山市大南3-134-15 TEL. 042-563-8967
- 設立 1992年3月
- 極東地域初のPfeiffer社ディーラーとなる。 Steingraeber&Söhne August Försterの展示販売 。
- 経緯 1993年3月
- ヨーロッパ製ピアノ椅子オーダー販売開始。新品国内メーカーのディアパソン、クロイツェルを展示販売。
- 1994年3月
- ドイツ語圏に良質のヴィンテージを求めて、ピアノ探しの旅が始まる。新旧の小型ドイツ製ピアノを中心に展示販売。
- 1995年10月 27日
- 楽器フェアー(池袋サンシャイン60)にて、クロイツェル・ブラッシュアップモデルを出展。各ディーラーから好評が寄せられる。故ホロヴィッツの専属ピアノ技師M氏より称賛を受ける。以降スキルを活かした補修・ブラッシュアップ・修理業務も意欲的に従事。

- 2004年6月
- ヨーロッパの小物販売を始める。
- 2018年11月11日
- サイトをリニューアル。 季節の写真集をOpen 別サイトhadkerner.pianohaus.netは現在お休み中。好評の出合と風景ビールの旅は、新規格で続行予定です。
- 2019年1月6日
- 出合と風景ビールの旅、Ver.2 Open 100種を超える各地のビールを紹介。ワインの旅は各地を巡るpart2を公開予定(2019年8月頃)です。